現代アートとパチンコは何が違うのか

村上隆はダメでパチンコはオッケーなんですか?

オタクな人も知って損なし!日本の現代美術家10+10人から。

それは距離の違い

コメントにも書いたのですが、つまり、自分たちがこっそりと楽しんでいるものを奪われる用(原文ママ)な感覚。がキライの原因の一つじゃないかと思います。

どちらも、もともとあった場所からはなれてしまうのには変わりがないのですが、離れた場所でまた参加できるかどうかを見ると全然違います。

  1. パチンコになる
  2. お金を払えば遊べる(18歳以上なら)
  1. 現代アートの領域になる
  2. 買えない(高い)、評価できない(わからない)
  3. 参加できない

パチンコであれば、工程でも否定でもどんな場所でどうなっているのかわかるような気がします。

ある人は「パチンコ?あれは黒歴史、原作とは関係ない」と言うでしょう。
またある人は「パチンコに魂を売り渡した」と怒るでしょう。

対して現代アートとなると状況が変わってきます。
(たぶん)多くの人に取って「喜ぶべきか、怒るべきか」それすらも共有できない世界、と言えるのではないでしょうか。

良い悪いはともかくとして、誰かと場を共有できるか、作品に(広い意味で)参加できるかが最も大きな問題じゃないでしょうか。

ただ、私はどっちもそんなに好きじゃないので、いわゆる反村上じゃないです。ので、彼に対する敵愾心をお持ちの方々の感覚とは違うかもしれません。